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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの世界観とサブミッシブ

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

サブミッシブという言葉を知るきっかけになったひとつが「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」という作品です。最近Netflixでも一部解禁になって話題になっていたみたいです。

SMやDS(ドミナント、サブミッシブ)の世界観を少しだけ垣間見つつ、全編通して恋愛映画として作り上げられているので、とても見やすい作品だと管理人カサブランカ響子的にはお気に入りです。

小説大好きな方にはぜひ読んで頂きたいです。

ちなみに3部作になっています。
1作品目「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
2作品目「フィフティ・シェイズ・ダーカー」
3作品目「フィフティ・シェイズ・フリード」

主演はダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナン。美しくてラグジュアリーな世界観、そこにSM、ドミナントとサブミッシブのエッセンスが表現されています。何よりもラグジュアリーな世界も美しくって素敵です。流れる曲も印象的。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

もしまだ見たことがない方がいらっしゃったら「Amazon Prime」や「Netflix」「U-NEXT」で見ることができます。

可能であれば「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」だけ見て終わるよりも、3部作すべてを見ることを私はおすすめしたいなーと思います。「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(Darker:より深い闇)「フィフティ・シェイズ・フリード」(Freed:開放)と、二人の関係性も深くなり、愛の在り方も変遷があるんです。

全編を振り返るとSMやドミナント、サブミッシブはあるひとつの側面であり、実際はそれぞれの愛の在り方を持ち寄り、歩み寄り、思い合う、そんな2人の男女が描かれている映画なので…実際の世界のドミナント、サブミッシブの世界とはもしかしたらまた違う表現なのかもしれません。

ただひたすらに彼へ真っ直ぐな愛を向けるアナの姿、そして、ドミナント(支配する者)として、サブミッシブ(従属する者)という存在(あるいは愛の表現)からしか愛を感じられないように育てあげられたグレイ。

グレイの心に抱えるトラウマが混在するストーリーは心を扱う仕事をするものとしては胸が痛いものがあります。

でも、はじめてこの映画を見た時に、お仕置き部屋と呼ばれる「赤い部屋」を見て、ときめいてしまった私がいました。なんて素敵なお部屋なんだろうか…と。ご主人様に呼ばれたら素直に従ってしまうじゃない…と。

ただ、私のサブミッシブとして求めているものはそこまで被虐性は強いものではないので、ミミズ腫れになるほど打たれてしまって、肌がただれてしまって…という痛みを伴うものではないと思っています。

少し叩かれたりするのは好きだけど、思いっきり加虐性の強い方がご主人様になったことがないからか、その経験はとても浅かったりします。素晴らしいご主人様との体験がある方のお話をぜひ聞かせて欲しいです。

私は、我慢させられたり、恥ずかしい姿にさせられたり、その指示に従うこと。絶対的に守られた中で自分を解放し、その解放した姿を愛でられ続けること、そうありなさいと言われること、その関係性を私はただただ受け入れているような気がします。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイシリーズでは、グレイの求めるサブミッシブとしての在り方は明示されますが、主人公であるアナは決してサブミッシブにはならず、対等なパートナーシップを求め続けていたので、実際にはサブミッシブであるプレイというよりも、SMプレイのような気もしました…

ドミナントとサブミッシブはもっともっと深いつながりがあるような気がするから…そこが微妙に映画では表現しきれていない部分なのかもしれません。

そう!「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の劇中に出てくるラブグッズで「銀の玉」があったんです。調べていると「プレジャーボール」と呼ばれるもので、膣トレにも使われているそうです。

それを…Amazonで見つけちゃいました。
しかも、持ち運び用の袋には「fifty shdes of gray」の印字。(しかもレビューが800越え…映画の影響なのかしら…)誰か買ってる人がいたら教えてくださいね♡

これからも「サブミッシブの物語」お届けしていきたいと思います。
フィフティ好きだよー!という方など、ぜひコメント気軽にお寄せください。