Diary-日記

彼との会えない時間をどう過ごすのか…

30代の恋愛 ご主人様 SM

はじめてこちらのサイトにお越しの方はぜひこちらも合わせてお読みくださいませ。
>>サブミッシブの物語 初めての方へ
>>私の過去の失敗談はこちらから読むことができます。


ブログを書くようになり、周りの方のブログを読むようになり「こんなに激しく犬のように扱われる世界もあるのねー!」「こんな風に愛を与えて、常に思ってもらえている奴隷さんはとても幸せだろうな〜!」と感じている日々です。

ご主人様側からの投稿を見ると、その愛の深さにお会いしたことがなくても尊敬の念を抱きますし。(もちろん自身のご主人様が1番なのは変わらないのですが…)自身のご主人様もこう思ってくれているのだろうか?と思いに耽るきっかになります。

同じサブミッシブ(奴隷)側の投稿を見るときには「はぁ…分かるぅ…」と共感しながら読んでいるわけです。もういろんな表現やいろんなプレイがあり、彼や彼女たちがどこでどう感じているのかは違うので、本当に見ているだけで美しい世界に触れている気持ちになります。

とてもありがたく、大好きです。

ドミナントとサブミッシブの間に流れる時間

最近お気に入りで拝見しているのが、vetさんという方のブログです。
理系Sの雌奴隷に言えない話こちらがサイトです)その中で「普通の時間」という記事が昨日(6/28)に投稿されていました。さっき読んで今もちょっと余韻に浸っています。

2009年から書き続けていらっしゃる方なので、時間を見つけては過去から読んでしまっている私がいます。最近のPVが伸びていたら私が犯人です。

ドミナント、サブミッシブという関係性の中で、いつもがプレイという時間だけではなく。その”SM行為や性行為をしていないけれども一緒にいる時間”を「普通の時間」と定義されて記事が書かれているのですが…

この「普通の時間」の過ごし方は本当にそのパートナーシップによって様々で定義をすることはとても難しい中で、季節が流れるように、時間が流れていることを感じさせる言葉たちに、ふと触れたわけです。

普段の時間を持つことが前提の主従、つまりSM行為や性行為だけではなく、他の時間も過ごすつもりがあるのであれば、その時間についても、お互いに、快適に過ごせる相手がいいのだろうなと思う。首輪を付けたとしても、衣服を脱ぐのだとしても、位置取りが決まっていたとしても、普段の過ごし方である。

また、そういうことなしに、対等に存在するのが、普段の過ごし方である。

のどちらでも、またはもっと違うものでも、お互いにSMや性行為をしないとき、普通に話すとき、食事するときなどは、それで良いと思えて、快適な時間なのであればいいのだろうと思う。
普段の時間の相性とでもいうのだろうか。

少なくとも、一緒に居たくない人や、連絡を取りたくない人とは、合わないのだろうなと思う。

理系Sの雌奴隷に言えない話より

私たちの過ごしているこの世界には国の定めた法律というルールがあり、その世界で一応は生きている。
その中で、ドミナントとサブミッシブという役割には二人だけのルールが生まれ、それは決して法律で裁かれるこのない聖域だと思うのです。

もちろんむやみやたらに傷つけたり、事件性のあるようなことは別にしてね…

きっとドミナントであろうが、サブミッシブであろうが、私たちは日常は日常として日々を過ごしていているわけで…その中で、非日常としての二人だけの聖域を持っている人もいれば、生活の線上に成り立たせている関係性もあります。

そして、その関係性や距離感はきっとその二人でしか決められない。
プレイだけの関係性を築くのか、それとも普段の生活をプライバシーをお互いに保ったままで接点を結ぶのか、それとも割と近い場所で関係性を築くのかは本当にグラデーション。

すごいエネルギーバランスで成り立っていると感じています。だからこそ、その二人にとって心地よいものを追求するというのは、どのような関係性であっても継続するためにはとても大切なことだと思うのです。

彼との会えない時間をいかに幸せに過ごすかが大切

ご主人様がどれだけ思ってくださっているのかは、奴隷側の私たちは日頃から想像しています。そしてちょっとした言葉のやりとりから日々有り難く思いを受け取っています。ご主人様たちも奴隷の息遣いを遠くから感じてくださっているかもしれません…

逆に思ってもらっていなくても、忘れ去られていたとしても、私の中に「ご主人様」という感覚を宿しているだけでも十分に幸せだな〜と日々思っている私がいます。それだけで離れていても頑張れるから。

もちろん早く会いたい!早く抱かれたい!動けなくなるくらい、震えるくらい。深く意識が飛ぶまで気持ちよくしてください…という欲求はふとした瞬間に自然と出てきてしまうのですが…

それでも、その会えない時間の間に自分の幸せを見つけながら生きています。この「会えない時間」こそが人を育てる大切なエッセンスになっていると個人的には思っていて…その時間をいかに生きるかが私のテーマでもあります。

仕事を頑張って、家に帰る途中でカフェに立ち寄って友達と語り合う時もあれば、ひとりコーヒーを飲みながら過ごす日も。一人映画とか行ってみたり、ウィンドウショッピングをして次に会う時の洋服を探してみたり。

もちろん、毎日生きていたら色々あるので、悲しいことや辛いこともあったり、頑張ったけど報われなかったり、壁にぶつかったりするので、そんな時には精神的にご主人様を求めてしまいます。

精神的に落ち込んだ時に、ふと振り返ると、ご主人様が立っていて、見守ってくださってる。本当はもっと強い女性になれたらいいのに…と思いつつ。その存在だけで頑張れてしまう…

私はそんな関係性が心地が良いので、プレイの時間だけでなく、日常にも少しの接点があることで、私はとても幸せを感じているんだろうな〜と思います。

仕事のお話もできるのが嬉しいですし、私という存在をトータルで見守ってくださる懐の深いご主人様が必要になるわけです。手がかかります。そしてワガママ。

だからこんな私を受け入れてくださる方がいるということは、とても有難いことです。

関係性はグラデーション。
ドミナントとサブミッシブの関係も彼氏と彼女の関係性も、どんなパートナーシップであっても、周りには分からない二人だけの距離感、時間、関係性があります。

そんな世界が垣間見える、このブログの世界がとても好きです。
会えない時間だからこそ、この記事を書き綴りながら次に会う日を楽しみにしているのです。

あとがき

今日はvetさんの記事に触発されて、日常に触れながら記事を書いてみました。24時間がD/sの世界にいるわけではないけれど、心の片隅にご主人様がいることの幸せを改めて感じました。

心地よい関係性。お互いを大切にできる関係性。人間性も性癖も在り方その全てをお互いに持ち寄って、一緒に味わえる人生ってなんだか豊かだな〜と思い感謝の気持ちが溢れています。

ご主人様に会えない時間をあなたはどんな風に過ごしていますか?